起承転結の「結」の時代、のんびり、ゆったり、平和に楽しく過ごしたい
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
明日から音楽劇「探偵」が始まるので大急ぎで追悼CDを完成させました。
♪生きてることは素敵さ
これが追悼CDのタイトルです。
ブログでこの曲名を使ってリリーのことを書いたことがありました。今回、聴いてみたら、まるでリリーからのメッセージのようでした。ジュリーの歌声じゃなく、トッポだということもなんだかしっくりきました。
♪そっとくちづけをで終わらない、これを聴いて終わるとホッとします。
本当は全文載せたいけど、2番から。
♪夢のようだね君と また会えるなんて
君は今も昔と 変わらないだろうか
眼をとじると 今でも
あの日の君がいるよ
風に吹かれて わらっているよ
明日は別れが来る 又 ひとりひとりに
忘れないでほしいな 僕達のことを
悲しい日もあるけど
生きてることは素敵さ
追いかけて 僕らは大空にとける
追いかけて 僕らは大空にとける
PR
リリーの最後はとてもあっけなかった。
前日病院に行って、少し良くなったかに見えたリリーだったが、翌日朝から何も食べなくなった。
ひたすら眠っているリリーが心配になり、午後から再度病院に行く手はずをした。支度をしている時、また発作があり、私たちはオロオロした。毛布にくるんで病院に急いだ。車の中で苦しそうに一度鳴いたが病院に着くと娘の手にアゴをのせて、少し落ち着いて見えた。
ところが診察室に呼ばれて診察台の上にのせたリリーは急にぐったりして座れなくなった。
先生がびっくりして奥に連れて行き、呼ばれて行った時はリリーの身体に色々な物が付いていた。
先生は「心肺停止なので処置をしています」とおっしゃったが、私たちはほぼ同時に「もう、いいです」と言った。
犬にとって延命措置は無意味だと思った。もうゆっくり休ませてあげたかった。
「身体をきれいにして棺に入れますから、お待ちください」と言われ、待合室に戻った。
診察を待ってる人や犬たちがいたが、私は泣いてしまった。
落ち着いた頃、支度が終わり星の絵のついた青い箱にリリーは横たわっていた。親切だった先生にお礼を言い、私たちは裏口からリリーを引き取った。
車の中で娘の涙がおさまるのを待って、リリーとの最後のドライブをして家に帰った。
♪神様お願い あの人をかえしてよ
あの人を抱いて眠りたい まだ僕の腕に温もりがある
何度でも生まれ変わるんだ もう一度抱きしめるまで
夜空を見上げれば 丸い月がほら 君の笑顔のよう
リリーは自転車の前カゴに乗るのも好きだった。
よく土手まで自転車で行った。橋で下ろして川べりや公園を歩いた。
疲れるとすぐ抱っこをせがみ自転車に乗りたがった。
前足をかけて立ち、風を切って走る自転車は気持ち良かったんだろうね。
♪からだでこの世に つながれてる
僕はいったい 誰なんだろう
こころだけなら どこにも行ける
迷うことさえ おそれ おそれなければ
母やリリーが居た頃は外出は最小限にしたいので、ジュリーの事で出かけるのを最優先にしていた。他にも色々行ってみたいと思っても、つい置いてゆく事を考えると「ま、いいか」と思ってしまった。
映画も行けばかなりの時間をとられるし、それほど「見たい!」と思う映画もなかった。
今は殆ど自由なのでどこへ行こうが勝手気ままになってしまった。映画を観たりウインドーショッピングをしてもまだ今はちょっと虚しい感じはするが、そのうち慣れるだろう。
旅行に行ったり、ジュリー以外のお芝居を観たり、演奏会にも行ってみたい。
昨日、手始めに一つ演奏会の申し込みをした。ちょっとワクワクした。
♪スーツケースは 夢の重さだ
不自由えらぶ それも それも自由だ
また不自由をえらぶ日が来るかもしれないが、今は自由を楽しもう

♪映画のように ボクが死んでも
そばに居られたらいいのに
壁に貼った そのポスターに
住んで見つめて いるからずっと
大丈夫さ 大丈夫さ ボクはココにいる
♪Silence Loveの歌詞に出てくる「映画」は多分「シックス・センス」じゃないかと思う。
死んだ夫が奥さんを見守っているといる。
リリーの葬儀の翌日、家に居るのが辛くて娘と二人で映画を観に行った。
なるべく楽しい映画を観ようと思い、観たのは「ヤッターマン!」
リリーが死んだ事を思い出すような場面はないと思って選んだのに、「ヤッターワン」が出て来て、小さな犬のロボットがポロっと壊れて「ポクポクポク」とお葬式のようなものがあった。
「なんで~~」と娘と二人心でつっこんだ


「ヤッターマン!」じゃ、キネマのブログにも書けないじゃん

生瀬ボヤッキー最高!あべさだお最強!