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起承転結の「結」の時代、のんびり、ゆったり、平和に楽しく過ごしたい
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母が亡くなったというショックはあったものの、通夜も告別式も泣かなかったので、娘には冷たい女だと思われている。あの冷静な長男でさえも泣いたのにって。
でもあの泣き虫の末っ子も泣かなかった。どうしてだろうと言っていた。
末っ子は母の隣の部屋にいて、何度も夜中に転んだ母を助けていた。そういう悲惨な情景を見ているから、かえって泣かなかったのかな。私の介護もいっぱいいっぱいだなと心配していたらしい。
皆が疲れているのが分かっていたのね。
私は11月に母が倒れてから、病院から病院と付いて回って気持ちの休まる時がなかった。
それは本当は倒れる前からだったかもしれない。
母の介護をし出してからは、もっと心配の連続だった。私が倒れたらどおすると夫にも言われ、それもプレッシャーになっていた。
無事に親を二人とも先に送り出した安心感が今はある。
母が最後に「あ・・・・」と言ったと娘が言う。多分「ありがとう」と言いたかったんだよと言う。
何だか「夢の日常」のようだなと私は思う。

♪切れ切れにしぼりだす言葉は
 僕には確かに「さようなら」と聞こえたよ

娘には「ありがとう」と聞こえたんだ。娘は夢の日常の歌は知らないけど。

介護生活を励ますCD「明日は晴れる・・・・・・だろう」の最後に3曲追加した。
♪夢の日常と♪母ちゃんのワルツ、そして♪ひかり

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今年のバレンタインは自粛、でもお友達から一つ、娘から一つ、チョコをいただきました。
今日は母にかわいいお花が届きました。ありがとーです
母の回りはお花やチョコや浅草のおみやげでにぎやかです。

ジュリーのCDもかけていませんでしたが、今日は「明日は晴れる・・・・・・だろう」を聴けました。
介護はなくなったけど、元気を出さなくちゃと思った時に聴くといいかも。
ジュリーの曲を勝手に色々な用途に使ってすみません。でもそれだけジュリーの曲は幅広いということですね。頼まれた方の分も作ってあるので、やはり送らせていただきます。

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葬儀が終わり次にすることは49日の法要の準備。
お寺に電話して日にちを決めて、法要後の食事会の場所を予約しないといけない。
3月はお彼岸があるのでその前にしていただくことになった。
49日は姉家族と私たちだけの内輪で済ませようということで、美味しいものを食べちゃおうと話した。
お寺が浅草なので、夫と娘と3人で下見に行った。
浅草はしょっちゅう行くのに入ったことのないお店「今半」に行ってみた。
お昼のランチみたいな「すき焼き丼」と「ステーキ丼」を食べてみた。やはり美味しい。雰囲気もいいのでここに予約した。法要の食事コースがあり、お肉も追加注文が出来るのでいいかな。
その後、娘が行ってみたい喫茶店があるというので、探して行ってみた。
そのお店の名前が「天国」っていうのがちょっとあまりにもピッタリ過ぎじゃないのと思うけど、コーヒーとホットケーキが美味しいらしいので入ってみる。本当に美味しかったのでコーヒー豆とホットケーキを御土産に買って帰った。
浅草を歩いていると父と母が向こうから歩いて来るんじゃないかと錯覚するほど、昔と変わらぬ街並みに時々立ちどまったりする。また来よう、浅草に。

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朝からの曇り空が火葬場に行く頃には晴天になっていた、さすが母。私も天気予報が悪くても何故かお天気になると確信していた。
朝一番の葬儀なのでおにぎりを食べて斎場へ。
司会者と打ち合わせて式が始まる。今日は住職ではなく、息子さんの副住職の読経。告別式と初七日の法要を済ませる。焼香が済むと皆で母に花を手向けた。白い着物でお花に囲まれた母はとても可愛かった。
孫たちも泣いて花入れをしていた。
最後に喪主の挨拶があったが、夫は読んでいるにも関わらず間違ってばかりで冷や汗ものだった。
母の骨は真っ白で小さかった。鳳凰の描かれた骨壷に納めて、斎場に戻った。
ささやかな食事を振る舞い、滞りなく母の葬儀は終わった。
食事会の最初の挨拶とお開きの挨拶をまた夫がしてくれたが、子供たちは笑いをこらえるのに必死だった。
今、母は小さな祭壇に飾られ、にこやかな笑顔の写真が私たちを見守っていてくれる。

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通夜当日は母のためにご飯を炊き、母の茶碗に山盛りにして、お団子も大きいのを6個皿にのせて持って行った。
私たちは式の1時間半前に行き、花についているお名前の確認、並び順の確認をした。初めてのことで並び順など分からないが、長男が「こことここは替えた方がいいんじゃないの」と言ってくれたので相談して、誰も気を悪くしないように並び替えてもらった。娘に祭壇の写真を撮ってもらった。
白木の位牌に母の戒名が書かれていた。
「春光院妙愛信女」写真の笑顔の母にピッタリの良い戒名をつけていただいて、住職に感謝です。
通夜にみえた近所の方も「写真がおばさんらしくていい」と言ってくれたので皆さんにも見ていただこうと思います。通夜の後の清めの食事の時も皆さんにこやかで、母の95歳の大往生を祝っているようだった。母も一緒にそこに居て笑っているように思えた。

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