起承転結の「結」の時代、のんびり、ゆったり、平和に楽しく過ごしたい
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キャンプファイヤーを囲んで丸く座り、B&Bのスタッフさんに促されて皆で自己紹介をした。
英語が喋れないまま海外旅行しちゃってるからね、大変


Kさんが代表で自己紹介してくれた。
「日本の東京から来ました。昔からの夢だったプリンスエドワード島に来られて、とてもうれしい」と言ったら、皆が拍手してくれた。
子供たちもハニカミながらも、一人一人自己紹介してくれて、全部聞き取れなかったのが残念だったわ~
それから皆で歌を歌った。

二番は他の国の人も分からなかったみたい。
長い針金の先を曲げてマシュマロを刺し、ファイヤーにかざして食べる。
焼け頃が難しく、火に包まれてしまうとマシュマロは黒こげ。
子供たちは楽しそうに何度もやっていた。
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今夜の宿はB&B「キンドレッド・スピリッツ・カントリー・イン」
「腹心の友」という意味の名前をつけるくらいここのオーナーさんは「赤毛のアン」の大ファンだそうだ。
世界各国からアンのファンが集まって来るという。
B&BとはBreakfast & Bedの略で、夕食はつかないので近くのレストランに行かなくちゃと思っていたら、友人2人はお昼にロブスターをたらふく食べたので、夕食は食べられないと言い出す。
私はいくら食べてもあれは昼食、夕食は別でしょう?と思ったけど言えず、機内食のりんごとか、彼女たちが日本から持ってきたおせんべいやビスケットで腹ごしらえ。
私以外の2人が痩せている意味が分かった。
キンドレッド・スピリッツでは夜9時頃からお茶会を開いてくれるが、夏の間はそれが庭でのキャンプファイヤーになる。
P.E.Ⅰの夏は8時頃まで明るいので9時頃にならないと夜の感じにならない。
皆、短い夏をめいっぱい楽しむために、お日様が出ている間はプールに入ったり肌を焼いたりしている。
「赤毛のアン1日観光」の最後はやはりグリーンゲイブルス。
アンの愛したグリーンゲイブルスを忠実に再現した家。
読者ひとりひとりの心にあるグリーンゲイブルスなので、この再現されたグリーンゲイブルスを見るのはちょっと怖かった。
それに今まで見てきたミュージアムや生家がとても生々しく現実味を帯びていたので、再現されているグリーンゲイブルスが作り物っぽく感じられてしまうのではと思った。
でも実際に家に入ると、まるで物語の中に入り込めたようで、嬉しさ、楽しさは十分感じられた。
家の中はいろいろな本でも紹介されているので、初めて見るような気がしなかった。
アンの部屋のマシューの買ってくれたふくらんだ袖の服とか、マリラの部屋の紫水晶のブローチや黒い肩掛けなど、本の通りだと思う反面私の想像してたのとは違うなどとひねくれ者の私は思ったりした。
一通り見学するとスタッフが今夜はこの近くのB&Bに泊まる私たちだけをバスに乗せて連れて行ってくれた。
荷物だけ預けて私たちはスタッフに案内されて歩いてグリーンゲイブルスに戻った。
近道を通ると歩いて5分の場所だった。
近道はなんとゴルフ場の中を歩く事になる。プレー中はプレーヤーの目にふれぬように静かに待っていなければならない。キャディーさんもなく、自分でカートを運転してまわる自由なゴルフで楽しそうだった。
でもグリーンゲイブルスの近くにゴルフ場とは、なんとも複雑な気分でした

モンゴメリーは1942年4月24日に亡くなった。
2人の息子と夫はモンゴメリーとの約束通り、遺骸を彼女の魂のふるさとであるプリンスエドワード島に運び、キャベンディッシュの共同墓地に埋葬した。
翌年の12月に亡くなったユーアンもそこに葬られている。
本当に小さな墓地だが、日本の墓地のような暗いイメージではなく、可愛らしいお墓が自由な感じで建てられている。
その中ではモンゴメリー夫妻のお墓はかなり目立つのですぐ分かる。低い柵がしてあり、お墓の前には可愛い赤い花が植えられていた。
モンゴメリーは亡くなる前にペンフレンドに宛てた手紙にこう書いている。
「人は生まれかわるものだ」
そう私は自分に言い聞かせます。
「一度だけではない、人は何度も生まれかわるだろう。
もしそれが本当なら、この私がふたたび若い娘となって
生きる日が近づいているのではないだろうか」と。
カナダのどこかに、プリンスエドワード島のどこかにモンゴメリーが今も生きているのかもしれない。
3曲目 ♪約束の地
生まれるまえの 川岸で 並んで見た地平線
どこかで 星が流れては
夜が明けた とてもひそやかに
明日世界が終わる
誰かにそう 言われても
僕は 約束の地に 林檎の種を撒くだろう