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起承転結の「結」の時代、のんびり、ゆったり、平和に楽しく過ごしたい
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地震の時、パソコンをしていたのでずっとパソコンに触れなかった。
ルーターがぶら下がったくらいでパソコンは無事にみえたが、しばらくして恐る恐る電源を入れてみたら、インターネットとメールがつながらなかった。あまり色々触る気もせずまっいいかとそのまま放っておいた。
もしブログが出来ても今の私に何が書けるだろうかと思った。
のんきにブログを続けてもいいのか?という疑問もわいてきた。
インターネットがつながらないのをいい口実に私はネットを無視した。どうせネットも地震の話、悲惨な状況なんだろう、テレビのニュースだけでいっぱいいっぱいだ私の心は。
そうしているうちにネットがなくても生きてゆける自分に気がついた。
遠くにいるジュリ友は安否を携帯メールで聞いてくれたので、私が無事なのは皆分かってるから大丈夫と思っていた。
4月に入ったある日、ジュリ友から「おけいさんは無事ですか?」とメールが来た。心配してくれてる人がまだいるんだと思い、その人に私は無事ですとコメントしてもらった。
でもその後も積極的にパソコンを直そうという意欲がどうしても湧かなかった。

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ブログを再開してからあの日にさかのぼって書いて来たが、今日は昨日の話。
今年の夏は節電が騒がれて、我が家もずっと扇風機で過ごしてきた。
我慢しているというよりはその方がいいかなという感じで決して無理はしていなかった。
7月に入って夕食時はクーラーをつけている、もちろん28度に設定している。
子供たちの部屋は1階より暑いので、寝るときは少しクーラーをつけているようだった。
娘がクーラーより扇風機の方が身体にいいかもと言い出して、扇風機を買いに行った。
一人で車で行くのがつまらなそうだったので、私も急いで支度して付いて行った。
すぐに家電の売り場で扇風機のコーナーを探したが見当たらず、もう一度回ってきたら何も載ってない展示台があり、上に「扇風機」と書いたボードがあった。すべて売り切れらしい。
扇風機を欲しがる娘が遅すぎたんだけどね。
まっいいやと娘と本屋をのぞいたりCDショップで買い物したり、新しく本屋に隣接した抹茶カフェで休んだりして楽しかった。娘がCDを買う時、私も映画のDVD3枚3000円を選んで並んでいたが、ボーナスの出た娘が一緒に買ってくれた。
これまた遅い韓流にはまった娘がamazonでDVDを買いたいと言うので探してあげた。
大人買いする娘にまたまた便乗して、私の欲しい物をポチッとな。
今日は図々しい私丸出しの一日だった。

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放射能汚染で水が危ないと言われた時、娘の大阪のお友達が水をたくさん送ってくれた。ありがたいなと思い、いざという時のために物置にしまってある。
「あれがあれば大丈夫」と思えるのがいい。
家には小さい子供は居ないが小さな犬がいる。
あの子たちには安全な水を飲ませたいなと思う。
スーパーで見かけると買って来たが、だんだんスーパーやドラッグストア、コンビニからも水が消えていった。
そんな時、ホームセンターから帰った夫が「〇〇には水がいっぱいあったよ」と言った。
良かった!と思って夫の買い物袋を見ても水がない。
まさかね~・・・
「水、買わなかったの??」
「いるのか?」
えーーーーっ!!
「水がいっぱいあるよ」の報告だけかよ!?!
その後私は自転車ですっ飛んで行きました。こういうちぐはぐな思いが震災離婚とかになるのではないでしょうか?!

テレビで私と同年代の漁師さんがインタビューを受けていた。
漁から無事に帰ったが、家で待ってるはずの奥さんが行方不明だった。
日焼けした漁師さんは淡々と奥さんのことを話した。
「普通の本当にごく普通の女でした。けど、自分にとっては大事な人だった」と。
こんな風に言ってもらえるような夫婦が理想だけど、毎日いると有難みがなくなっちゃうんだよね、お互いに。

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ブティックのおばさんと話してから少し気分がupしたので、3月末に長く休んでいた体操に行った。
いつ地震で死ぬか分からないのに、将来老いてゆく自分のために体操するなんてなんだかむなしく感じていた。
でも体操のスタッフも通っている人も相変わらず張り切っていた。
壁には「地震があってもよっぽどのことがない限り休まず開いています」と張り紙があった。
身体を動かすことも人と会うことも今の自分には必要だと思った。
一度体操をしている時に余震があったがスタッフがテキパキと対応して安心感があった。
今まで使っていたエレベーターはなるべく使わず、皆階段を利用している。
4月になり体重測定があった。私は体操を休んでいたが、地震で食欲が落ちていたので、測定値がすべて減っていてスタッフが驚いた。
「地震痩せよ」と言うと体操のせいではないのでスタッフは苦笑い。
それでも私はなんと3月のランキングで1位になり、紫のTシャツを頂いてしまった。
地震痩せはその後リバウントして、今に至ると付け加えておこう。

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地震後数日間JRが止まってしまった。
子供たちは交通手段を考えて自転車やバスで通勤していたが、私は家を出るのが怖くて買い物に行く以外は家に居た。自宅以外の場所で地震に遭うのが怖かった。
食料がみるみるスーパーの棚から消え、毎日何かしらある物を求めて、午前中に買い物に行った。
途中、よく行くブティックのおばさんが「元気?」と声をかけてくれた。
「元気じゃないわ、地震が怖くて」
おばさんは笑って「怖いの?私は全然怖くないわよ」
「えっ何で?何で怖くないの」
「だって考えてもなるようにしかならないもの。そこで人生が終わるならそういう運命なのよ。私は精一杯生きているので、いつ死んでもいいの。怖くない」
おばさんは私と同年代、色々苦労もしているみたいだった。
「60才過ぎてるし、いいじゃない?」と笑っていた。
おばさんと話して私は少し元気になった。
あの中学生が言った「地震の前の幸せ」私はまだその中にいるのだから。

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