リリーの大災難

10歳半のリリーはこの間のワクチンの時の診察で歯の治療をすることになり、昨日治療を受けた。
前の晩から何も食べさせてはいけないので、ぎりぎりの時間に少し余計にフードを食べさせた。
当日はモモも一緒に朝ごはんを抜いた。
1匹だけあげるのは可愛そうなので、私たちが出かけたら夫がモモにフードを上げることになっている。
毎朝のルーティーンが変わっても何も抗議出来ないこの子たちが不憫だったわ～



なるべく目を合わせず家事をしながら「早く時間よ経て!」と思う。
予約の時間少し前に着くように支度してリリーをキャリーバックに詰め込んで自転車で出かけた。
先生と看護士さんが待っていてくれたので、リリーを引き渡して帰ろうとしたらリリーが私の後を追って来たので切なかった。

家に帰って私も朝食を食べた。モモはリリーが帰って来ないので何か変だと思ってるようだった。
1日中モモは変だった。元気がないし、あまり吠えないし、私に甘えても来なかった。
やっぱりリリーがいないのが淋しかったのかな～

夜7時前にリリーを引き取りに行った。
歯を5本も抜いて、少し縫ったりもしたのでお口が痛いらしく
「リリー!」と呼んでもすぐには来なかったし、私の方を見ようともしない。怒っているんだろうと思った。
「私を置いて帰り、その後えらい目にあったわ」と思っていたのかな～
先生はまだ麻酔が少し残っているから良く分からないのだろうと言った。
会計を終えて急いで帰った。モモは喜んだがリリーはぐったりしてすぐに寝てしまった。
まだフードも食べたくないみたいで「大丈夫かな～」と思いながら寝た。
寝る時もいつものように私に寄り添わず一人で寝ていた、やっぱり怒っているのかな～

翌朝、リリーは少し元気になり、夫が「ご飯だよ」と言ったらいつものようにモモと2匹で並んだ。お口も痛そうでなく
ちゃんと食べられたので一安心。
まだ寝てる方が多いけど、大丈夫そうです。