夢のお雛様

１９４９年２月１７日に私は生まれました。
まだ戦後と呼ばれた時代、決して豊かではなかった。
その頃自分のお雛様を持ってる人はかなり裕福な家の子に限られていた。
もちろん私たち姉妹はお雛様を持っていなかったけど、近所の子供たちと一緒に自分たちがお雛様になって押入れに並んで遊んだっけ。かい巻布団を十二単のように着てお雛様になりきっていたわ。
特にお雛様が欲しいとも思わなかった。ミルクのみ人形が流行った時も姉妹で一つのお人形を買ってもらい、二人で「正子ちゃん」と名前をつけて仲良く遊んでいた。
娘には私の両親がちゃんとしたお雛様を買ってくれた。
娘が小さい時は喜んで飾ったけど、大人になったら飾らなくなった。

最近新しいジュリ友とかと話してると結構皆ジュリーと握手したり、HURAHURA旅行団に何度も参加して一緒に写真を撮ったりと、ジュリーと接近遭遇していた。羨ましいなと思う。
私はコンサートで最前列を何度か頂いたけど、それ以上近づいた経験がない。
私もジュリーの隣に並びたかったなと思った。
そうだ人形でもいいわ、隣に並びたいと。
思いついたが吉日とosageさんに頼んでみました。
(またまたosageさん登場)
ダメもとで頼んだのにosageさん快諾。
お雛様頂きました。

ジュリー内裏雛と私。osageさんに大分盛ってもらいました。
「osageさんに気をつかわせちゃて」と娘は大笑い。
並んでみるとやっぱりジュリーと私では不釣り合いだよね。
三人官女もいるよ。

三人官女もモデルはいますが、嫌がる人がいると悪いので内緒。

きちんと並んだお雛様だけど、夜になると

こんな風にみんなでお話ししてるかもしれない。
ケースを手作りしたけど、もうちょっといいのが見つかったら取り替えたいと思っています。
私の初めての大事なお雛様ですから。